3Dプリンターが医療や製造業の最前線で活躍。臓器や骨、金属製の銃までも製作。

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3Dプリンターが医療や製造業の最前線で活躍。臓器や骨、金属製の銃までも製作。
安倍総理が掲げるアベノミクスの成長戦略で、3Dプリンターへの投資支援が言及されています。
官民一体となった取り組みが行われるようです。

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3Dプリンターは医療の現場でも生かされています。
手術のトレーニングやシミュレーションのために、実際の患者さんの臓器や骨といった生体モデルを3Dプリンターで作成している会社もあります。

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患者のCTやMRIのデータから3次元データを作るのです。
輪切りになっている画像データを1枚ずつ積み重ねて3次元のデータを作っていきます。
材料は液体状の樹脂です。
普通のプリンターはインクを使いますが、3Dプリンターでは、この場合、インクの代わりに液体状の樹脂を使います。
液体状の樹脂は紫外線を当てることで固まるのだそうです。
一層・一層を積み重ねて作るのですが、その層の1枚の厚さは、何と10ミクロン(0.01ミリ)です。
髪の毛の1/5程度の厚さなんです。
ですから、とても精度の高いモノが出来上がるのです。
人間の腎臓なら、普通は8時間前後でできるそうです。
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医療用に活用が始まったのは、つい最近で一年くらい前からだそうです。
本当に、日本ではこれからの技術なんですね。
形状はもちろんのこと、樹脂の色を使い分けることで、臓器内部の血管まで再現できます。
そして、今は、カタチだけではなく、質感を持たせることもできるようになったそうです。
骨でしたら内部に構造を持たせて、実際に切ったり削ったりする感覚まで再現しているそうです。

将来は、代替用の血管などはできるのではないかと言われ、すでに基礎研究も行われているそうです。
また、まだ具体的な動きはないそうですが、代替用の内蔵もできるのではないか? という話もあるそうです。
凄いことですね。
これで、新米ドクターから、ベテランドクターまで、手術のトレーニングやシミュレーションを行うことができるそうです。
また、実際の患者さんのデータを基に作った内蔵や骨で、手術直前のシミュレーションまで行えますから、手術もスムーズに進み、患者さんの負担も軽減することができます。
実際に大きな病院に入院して手術を行うことになると、手術の同意書などの書類とともに聞かれることがあります。
正確な言葉は忘れましたが、要約すると、新人のドクターに勉強を兼ねて手術に参加、あるいは○○をやらせたいのですがよろしいでしょうか? という言葉です。
これは恐いですよね。
こちらは生命がかかっていますから。
私はお断りしたことがあります。
現在は、このように、患者さんが新米ドクターの練習台になっていることもあるのですが、こういうことがなくなる、あるいは減るだけでもいいことだと思います。

産業用では、透明度の高い樹脂を使い、自動車エンジンの試作品などを作ったりしています。

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アメリカでは、つい最近、テキサス州の企業が、金属粉末を使って拳銃のコピーを製作し、実弾を発射することに成功したと発表しています。
50発以上の発射実験に成功しているので強度も十分なようです。
この銃を作った理由は、銃でも作れますよという、ある種のデモンストレーションのようなもので、量産する予定はないそうです。
液体状樹脂でも、金属粉末でも、使用する材料次第で様々なモノを作れるのはとても魅力的ですね。

できれば、平和利用だけに限ってもらえればいいのですが・・・
3Dプリンターが一般に普及して、誰でも銃などを簡単に作ることができる、そんな世の中にならないように願っています。

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